兵庫
2024年10月23日
スネークアイズが巻き返す「なにわの畜産ひろば特別」(園田競馬)
23日(水)の園田競馬メイン第11レースに「なにわの畜産ひろば特別」(B1、園田競馬場1230メートル)が行われる。
◎8 スネークアイズ(牡4、田中範雄厩舎)の前走は直線で先に抜け出した転入初戦のダンスインザリングを捉えきれずに2着だった。57キロを背負っていたことで出脚がつかずに位置取りが少し後ろになったことや、直線の伸びがひと息だったこともそのためだろう。今回は56キロに戻り、外寄りの枠で包まれずに運べるのは理想的。しっかり巻き返すだろう。
○9 ブエラフェルテ(牡4、保利良平厩舎)は休養明けの前走を好位から押し切った。今回も対戦するモカラエースを馬なりでかわしており、着差以上に強い内容だった。1230メートルに出走するのは2歳時以来になるが、前走はハイペースに難なく対応できており、距離短縮でも対応できそうだ。
▲11 モカラエース(牡4、北野真弘厩舎)は2走前、のちに兵庫ゴールドカップを制したエコロクラージュからアタマ差の2着で、現級上位の力を誇る。前走は3コーナーで先頭に立ったことで後続のブエラフェルテのいい目標になってしまったが、今回は大外枠に入ったこともあり、末脚に懸ける競馬をしてきそうだ。
☆1 ダンスインザリング(牡4、柏原誠路厩舎)は転入初戦を快勝して連勝を狙うが、今回は最内枠で57キロと条件が一気に厳しくなった。ゲート内で落ち着きを欠いており、今回もスタートを決められるかどうかが鍵になる。
△4 ミルトプライム(牡4、保利良平厩舎)の前走は3コーナーで競られてからも、しぶとく3着に粘っていた。気分よく逃げることができればベストだが、今回は転入初戦のインクルードダイヤとカワイイの2頭が先行争いに加わってきそうで出方を見ながら進めることになりそう。どこまで粘れるか。
△7 プッシュユアセルフ(牝6、大山寿文厩舎)はB1になると善戦止まりだが、ここ2走は上がり最速をマークしており調子自体は良好。前崩れの展開になれば浮上する。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)