笠松
2024年10月25日
安定感でカヤドーブラック「アンドロメダ座特別」(笠松競馬)
10月25日(金)の笠松競馬メイン第11レースは「アンドロメダ座特別」(A級2組、笠松競馬場1600メートル)。
勝ち負けレベルの馬が大半で激しいV争いが期待できそうだ。しかし中心に期待は“三度目の正直”を目指す◎3 カヤドーブラック(牝4、後藤佑耶厩舎)。今春の中央武者修行では1勝クラスでの8着が最高だったが地力アップに成功。再転入戦だったB・C級混合戦から5連勝の快進撃。連勝がストップしたあとも最近2走のA級2組で連続連対。以前よりスタート、道中の行きっぷりがよくなり、好位を確保しソツのないレース運びから堅実差しで勝ち負けし続ける。4歳を迎え本格化ムードが漂う。相手はそろったが当地1600メートル戦は【3・0・0・0】の絶好舞台。軸馬として期待したい。
同様に堅実駆けに定評があるのは○1 アイファーダイオウ(牡4、加藤幸保厩舎)。23年5月の当地3歳1組特別から【4・12・1・0】と17戦連続馬券貢献中の超堅実派だ。勝ちみの遅い面は否めないが、A級昇級後の近3走を3、2、1着。いきなり通用と、レース巧者ぶりを発揮する。ロスのない1枠スタートも好都合でここも好勝負必至。
転入馬のヤング3歳▲4 ミトノユニヴァース(牡3、笹野博司厩舎)の取捨もポイントになる。ネクストスター名古屋や当地のライデンリーダー記念をはじめ東海重賞3勝馬でファンに馴染みの好素材。今春の兵庫移籍後は勝ち星を挙げてはいないが兵庫の3歳A・B級混合戦での連対実績は力の証し。手探り面残る再度の東海転入も追い切りが動いて臨戦態勢は整ったムード。渡邊竜也騎手の起用から陣営の期待も高そう。軽視禁物だ。
穴はめきめきと力を蓄えてきた△9 イカロス(牡5、加藤幸保厩舎)の一撃。
(文/中部地方競馬記者クラブ)