ばんえい
2024年10月27日
メムロボブサップの相手探し「北見記念」(ばんえい帯広競馬)
10月27日(日)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「第45回北見記念」が行われます。
最軽量が850キロのアオノブラック(牡8、金田勇厩舎)、コウテイなど4頭、860キロがインビクタ、クリスタルコルド、コマサンエースの3頭に対してトップハンデで臨むのが880キロのメムロボブサップです。休催中に馬場の一部の砂の入れ替えなどがありましたが、当日は好天予報で最高のばんえい競馬になりそうです。
◎7 メムロボブサップ(牡8、坂本東一厩舎)880キロを本命に推します。過去の実績を挙げれば48勝中、重賞優勝が19回でばんえい界のスーパースターです。今季も初戦のスプリングカップ勝利から、ばんえい十勝オッズパーク杯は2着アオノブラックに5秒2差をつけて優勝。ばんえいグランプリでも2着コマサンエースに4秒8差、前走の岩見沢記念では2着2着インビクタを9秒1の大差をつけて圧勝し、重賞3連勝中です。今回はトップハンデですが、当面の敵であるクリスタルコルド、インビクタ、コマサンエースとは20キロ差なら、岩見沢記念で勝負付けは済んでいます。
○4 クリスタルコルド(牡5、西弘美厩舎)860キロが対抗です。初戦のばんえい十勝オッズパーク杯はメムロボブサップの7着と敗れていますが、北斗賞では2着インビクタに1秒5差をつけて今季初勝利。続く旭川記念でも2着コウテイをコンマ6秒差押さえて2連勝。その後はばんえいグランプリでメムロボブサップの4着、岩見沢記念もメムロボブサップの4着と王者の壁は厚く勝ち切れませんが、明けて5歳となり力を付けているのは確実な若馬です。
▲6 インビクタ(牡8、松井浩文厩舎)860キロが3番手です。今季はオープン特別の1勝のみです。重賞は5回挑戦してすべて掲示板と堅実な成績で、後一歩のところで競馬をしています。
(文/小寺雄司)