岩手
2024年10月27日
叩き2走目でノーブルサターン「すずらん賞」(盛岡競馬)
27日(日)の盛岡競馬メイン第11レースは重賞「第47回すずらん賞」(盛岡競馬場ダート1800メートル)。
◎6 ノーブルサターン(牡10、板垣吉則厩舎)は昨年、重賞4勝をマークして年度代表馬の座を獲得。今季は昨年と同様、赤松杯から始動して4着からシアンモア記念2連覇を狙いましたが、伸び切れず3着。本来の動きを取り戻せず思い切って放牧。リフレッシュに専念し、9月末に戦列復帰。休み明けは動かないタイプですが、ハナ差2着に惜敗。上々の滑り出しを切りました。ひと叩きされて首位奪取に燃えています。
○5 ミニアチュール(牝4、佐藤祐司厩舎)は今季2戦目を完勝し、古馬オープンの壁を突破。牝馬交流・ビューチフルドリーマーカップを含めて目下4連勝。成長一途をたどっています。今度は牡馬一線級が相手ですが、破竹の勢いで突破の構え。
▲2 ライアン(牡5、佐藤浩一厩舎)は南関東2歳重賞・平和賞を制し、羽田盃2着。その後、中央を経て岩手入り。初戦の赤松杯で2着を確保し、芝からダート変更した交流・せきれい賞を快勝しました。かきつばた賞2着以来の実戦ですが、乗り込み万全。
△3 グランコージー(牡7、千葉幸喜厩舎)は赤松杯、シアンモア記念を逃げ切り、春の主役を演じました。その後は粘りひと息のレースが続きましたが、猛暑が過ぎて状態アップ。
△1 サクラトップキッド(牡3、伊藤和忍厩舎)は3歳・やまびこ賞を圧勝し、初重賞を獲得。前走・青藍賞が古馬初挑戦でしたが、3着確保で通用を証明。
△7 ゴールドギア(牡9、伊藤和忍厩舎)はダート未勝利ですが、ビッグレースでも上位を確保。
(文/松尾康司)