名古屋
2024年11月11日
移籍2戦目ルルフィーユの上積み期待「めんの日特別」(名古屋競馬)
11月11日(月)の名古屋競馬メイン第12レースは「めんの日特別」(A級8組・B級1a組、名古屋競馬場1500メートル)。
叩き2走目の上積みで◎2 ルルフィーユ(牝3、今津勝之厩舎)が待望の初勝利だ。手探り面のあった転入戦の前走・B級2組特別では中団からしぶとく追い上げ、直線大外を鋭く伸びてみせた末脚は際だった。好位からスムーズに先に抜け出した勝ち馬には2馬身届かなかったが、いきなり当地での勝利にめどを立てた。中央時は10戦して未勝利に留まったが、3度の馬券貢献を含めて入着7回と能力の裏付けは十分。コースや環境など多くの慣れが見込める移籍2戦目。待ち望む初勝利を飾りたい。
同様に叩き2走目の上昇が期待できるのが○7 テイエムルンバ(牝4、竹之下昭憲厩舎)。転入戦はデビュー以来初の1700メートルで、主戦場だった短距離のようにハイピッチで飛ばしたため早々に失速。必然のしんがり大敗を喫したが、中央1勝馬で1勝クラスで2走連続2着に食い込んでいる実績派。200メートルの距離短縮は歓迎材料。ペースよく先行態勢を築けば変身あっても驚けない。
▲1 ダイセンストーム(牡5、今津博之厩舎)も有力なV候補。前走は半年ぶりの実戦だったハンデというより、体重500キロを超え、ストライドの大きいタイプに1400メートルの距離が忙しすぎた印象。中間気配は前走時よりアップ。100メートルの距離延長を味方に馬群をさばき切るかがポイントになる。
穴は△9 インジェニアス(牡5、竹下直人厩舎)。行きっぷりがよくなり、前々でレースをすすめて1、3着と復活気配の近況。流れに乗りやすい外枠スタートから連続好走を決めるか。
(文/中部地方競馬記者クラブ)