岩手
2024年11月11日
みちのく大賞典馬ヒロシクンが順当に「晩秋特別」(盛岡競馬)
11日(月)盛岡競馬メイン第12レースは「晩秋特別」(A級一組、盛岡競馬場ダート1600メートル)。
◎7 ヒロシクン(セン5、佐藤雅彦厩舎)は中央1勝クラスから転入。B1級で3連勝を飾り、重賞・一條記念みちのく大賞典へ挑戦。鮮やかな逃げ切りを決めました。マーキュリーカップJpnIII・13着後、夏休みに入り青藍賞で復帰。2番手に控えて馬なりで3コーナー先頭。そのまま押し切り、5馬身差で完勝しました。この一戦を使ってトウケイニセイ記念が陣営の青写真。順当に勝利を飾り、弾みをつけたいところでしょう。
○6 グローリーグローリ(牡9、菅原勲厩舎)は今季1勝、2着3回。前々走6着は2カ月半ぶりの実戦が影響しました(6着)が、ひと叩きされて反応一変。前走2着を確保し、状態アップをアピール。少頭数、休み明け3戦目など好走条件がそろいました。
▲2 ボウトロイ(牡6、菅原勲厩舎)は準重賞・桂樹杯優勝を含めて今シーズン4勝、2着2回、3着5回。A級トップグループで走り続け、毎回のように勝ち負けを演じています。実績からも盛岡マイルがベスト条件。ここでも上位評価が妥当。
△1 マツリダワールド(牡4、菅原勲厩舎)は先行力と強じんな粘りが武器。願ってもない1番枠を引き当てて主導権を握るのは確実です。あとはヒロシクンの動き方次第。マイペースで行ければ残り目は考えられます。
△4 サクラトップキッド(牡3、伊藤和忍厩舎)はすずらん賞で7着でしたが、スローに泣いた印象。青藍賞3着からも巻き返し必至。
△5 セイバイラック(牝3、板垣吉則厩舎)は古馬編入戦2着。ペースが速くなれば再現まで。
(文/松尾康司)