佐賀
2024年11月04日
地元佐賀のタケノサイコウに期待「2024九州産グランプリ」(佐賀競馬)
4日(振・月)佐賀競馬第8レースは重賞「2024九州産グランプリ」(九州産・地方全国交流、佐賀競馬場1800メートル)。
◎8 タケノサイコウ(牡5、古賀光範厩舎)は、九州産重賞では3歳時にたんぽぽ賞(佐賀1400メートル)を勝利。霧島賞(佐賀1400メートル)では昨年4着、今年6着でした。霧島賞(7月9日)のあとは、このレースに向け中距離戦を3戦し、3着2回、4着1回と健闘しています。霧島賞ではルピナステソーロに1秒7差をつけられましたが、距離延長を味方にJBCデーの重賞5連戦の初戦で佐賀勢勝利を勝ち取りたいところです。
○2 ルピナステソーロ(牝6、高知・宮川真衣厩舎)は、JRA所属だった22年の霧島賞で2着。高知移籍後の今年の霧島賞では、2番手から3コーナー過ぎで先頭を奪うとそのまま押し切って勝利しています。その後は高知で2戦し、前走のA級2組(10月13日、高知1400メートル)では重賞上位実績馬を相手に勝利しています。ここまで1600メートルまでの経験しかありませんが、距離をこなせれば優勝争いとなりそうです。
▲4 コウユーヌレエフ(牡10、九日俊光厩舎)は、JRA所属時には18年の霧島賞を勝利し、その後は障害で4勝を挙げています。今回はJRAから佐賀転入初戦の馬が3頭出走していますが、その中では実績最上位。平地戦は6年ぶりの出走ですが、警戒しておきたい1頭です。
そのほか、霧島賞トライアルのえびの特別(6月11日、1400メートル)を勝った△6 カシノルーカス(牡3、古賀光範厩舎)、霧島賞2着の△10 アイアンムスメ(牝6、高知・田中守厩舎)らも上位争いとなりそうです。
(文/上妻輝行)