岩手
2024年11月12日
コース2度目でグラシアス反撃「2024盛岡ファイナル特別」(盛岡競馬)
12日(火)盛岡競馬メイン第12レースは「2024盛岡ファイナル特別」(A級三組、盛岡競馬場ダート1600メートル)。
◎8 グラシアス(牡4、佐藤雅彦厩舎)は中央ダート2勝から休み明けを叩いて転入。初戦は大外強襲のハクシンパーソナルに屈しましたが、4コーナーで一旦先頭に立ち、見せ場を十分作りました。初コース、手探り状態だったことを考えれば上々の滑り出し。2度目の盛岡で首位を奪取するチャンスです。
○4 ヤマニンエステル(牡6、伊藤和忍厩舎)は今シーズン2勝、2着3回。レース間隔を空けながらの実戦ですが、放牧先でしっかり乗り込まれて結果を出してきました。今回も約2カ月ぶりの実戦ですが、臨戦態勢は万全。加えて盛岡マイルは5勝、2着4回とベストの条件。あっさり逆転まで十分。
▲7 ジャッジ(牡7、三野宮通厩舎)は中央ダート2勝クラスから転入。格付け移動があるなか、3勝、2着8回と安定度一目。3走前にA級へ復帰して初戦は9着でしたが、以降は4、3着と着順アップ。ここでも上位争いの一角を形成します。
△3 マルーントリック(牝3、佐藤祐司厩舎)は芝からダート変更の3歳準重賞・はまなす賞を快勝。自分の競馬に持ち込めないと凡走のケースも多いタイプですが、前走は控える競馬に徹して5着。A級のペースにも慣れ一発を狙います。
△11 マイネルアストリア(牡7、関本浩司厩舎)は岩手重賞2勝。今季は年齢的な衰えが隠せず未勝利ですが、2着2回。すんなりの流れになれば持ち味の粘りを発揮します。
△9 クレーンロケット(牝4、佐藤雅彦厩舎)は中央未勝利から転入。最下級からA級まで上り詰めた成長力が魅力。
(文/松尾康司)