兵庫
2024年11月27日
距離延長にも対応可能なブリッツェンシチー「今日はBAOOラジオ放送!記念」(園田競馬)
27日(水)の園田競馬メイン第11レースに「今日はBAOOラジオ放送!記念」(B1B2、園田競馬場1700メートル)が行われる。
◎5 ブリッツェンシチー(セン8、吉見真幸厩舎)は休養から復帰して連勝中。2走前は手綱が激しく動いていたが、たたき2走目の前走は3コーナーから馬なりで前の馬をかわしていき、5馬身差の完勝だった。兵庫へ転入してから1700メートルは初めてになるが、長く脚を使えるのが特長でこの距離の方がむしろ向いている。3連勝を期待したい。
○8 ウインディーパレス(牡3、小牧毅厩舎)の前走は楠賞をパスして自己条件の1870メートル戦を選択したが2着だった。勝ち馬のキングレジェンドは先週21日のA2B1特別も勝利しており相手が強力だったが、オーバーペースの逃げになってしまい最後まで踏ん張り切れなかった。道中で力まずに進めることができれば勝ち負けになる。
▲10 マイネルイヴィンス(セン8、長倉功厩舎)はここ2走が案外だが、4走前には今回と同じ条件で勝利しておりまだ見限れない。近走は少頭数でスローペースになるレースが多かったが、今回はフルゲートでペースが速くなる可能性が高い。ロングスパートを狙う。
☆3 ヴィクトリーアイ(牡4、大塚信次厩舎)は4月にC3二組で2着だったが、その後7戦して5勝、2着2回と好調。大柿一真騎手とのコンビでは連勝中で、快進撃を続けている。今回はB2昇級戦で、さらにB1との混合になり相手は一気に強化されるが、好走パターンの内で脚をためる競馬ができれば一発がある。
△1 ミニョンルミエール(牝5、保利良平厩舎)は最内枠に入ったことで再びハナを主張してくるだろう。JRAでは中距離を主戦場にしており距離延長も問題ない。相手はそろったが侮れない1頭になる。
△7 レイアンドダンス(牡3、諏訪貴正厩舎)は常に後方から一発を虎視眈々と狙っている。1870メートルがベストだろうが、今回は先行馬がそろっており、流れが味方するか。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)