岩手
2024年11月03日
重賞初制覇なるかヴィルミーキスミー「プリンセスカップ」(盛岡競馬)
11月3日(祝・日)盛岡競馬メイン12レースは“グランダム・ジャパン2024”2歳シーズン「第40回プリンセスカップ」(2歳牝馬、盛岡競馬場ダート1400メートル)。
◎10 ヴィルミーキスミー(北海道・柳澤好美厩舎)はデビュー4戦目から2連勝を飾り、牝馬重賞・フルールカップへ挑戦して5着。続いて園田・プリンセスカップ3着でしたが、優勝馬リオンダリーナから離されたものの、2着馬とはクビ差の惜敗でした。今回はメンバーが緩和されて絶好の勝機。遠征を経験済みに加え、問題なかったのも強味。待望の重賞制覇に王手をかけました。
○9 エイシンナデシコ(北海道・村上正和厩舎)はデビュー戦2着から2戦目を2馬身半差で完勝。2歳最初の重賞・栄冠賞で4着を確保しました。続く一戦は9着で、JRA札幌・クローバー賞は7着に終わりましたが、近2走をともに2着にまとめて軌道修正。一連の走破タイムから逆転首位まで十分。
▲6 スティールブライト(北海道・角川秀樹厩舎)はデビュー2戦目を勝ちあがり、重賞路線へ名乗り。リリーカップ4着が最高ですが、フルールカップは6着ながらヴィルミーキスミーとはコンマ3秒差。上位扱いが当然でしょう。
△11 リコーシュペル(北海道・松本隆宏厩舎)は初勝利をあげるまで6戦を要しましたが、目下3連勝。自慢のスピードが冴え渡り、コパノリッキー産駒の大型牝馬が上昇一途をたどっています。
△13 ハッピータレイア(北海道・川島洋人厩舎)は抜群の安定感が身上。7戦2勝、2着2回、3着3回とすべて馬券対象を果たす堅実派です。
△8 ブルードプリュス(板垣吉則厩舎)は前走を快勝。盛岡2度目でコース克服が最大の収穫です。
(文/松尾康司)