佐賀
2024年11月04日
ミトノドリームとポリスヴィークルの争い「ネクストスター佐賀」(佐賀競馬)
4日(振・月)佐賀競馬最終第12レースは重賞「第2回ネクストスター佐賀」(2歳地方デビュー馬、佐賀競馬場1400メートル)。
◎12 ミトノドリーム(牝、平山宏秀厩舎)は、6月30日のデビュー戦で2着に6馬身(1秒1)差をつけ圧勝すると、その後は休養し九州ジュニアチャンピオン(9月8日、1400メートル)へ直行。中団から向正面で内から先団へ取り付き、4コーナーで外から先頭を奪うと、そのまま押し切ってポリスヴィークルに5馬身(コンマ9秒)差をつけて勝利しました。今回は強力な他地区デビュー馬は不在で、相手関係は前走とさほど変わらず、重賞2連勝を狙っていけそうです。
○3 ポリスヴィークル(牝、北村欣也厩舎)は、前々走の九州ジュニアチャンピオンはミトノドリームの2着でしたが、同馬が不在だった前走のカペラ賞(10月6日、1800メートル)では好スタートからハナを奪うと、そのまま逃げ切って勝利しました。ここまで4戦3勝と、敗れたのは前々走の1度だけ。再び1400メートルに戻ってのミトノドリームとの再戦となり、一騎打ちに持ち込んでの逆転を狙いたいところです。
▲10 ダイメイヒロイン(牝、平山宏秀厩舎)は、九州ジュニアチャンピオン、カペラ賞ともに4着でしたが、いずれも逃げ、先行して持ち味は見せており、最後の粘りが出てくればさらなる上位を目指せそうです。
△2 ルチル(牝、真島元徳厩舎)は、6月15日の新馬戦(900メートル)勝ちの後は約3カ月半の休養を取り、2戦目はカペラ賞に挑戦。先行馬群から最後に伸びてポリスヴィークルからコンマ2秒差の3着を確保しました。レース経験を積み、さらなる上積みを期待したいところです。
(文/上妻輝行)