兵庫
2024年11月06日
マティアスが実力を見せつける「西脇市日本のへそ特別」(園田競馬)
6日(火)の園田競馬メイン第11レースに「西脇市日本のへそ特別」(B2、園田競馬場1230メートル)が行われる。
◎6 マティアス(牡7、田中一巧厩舎)の前走はゲートが開く前に立ち上がってしまい、スタート後に落馬するアクシデントに見舞われた。しかしその後のゲート再検査では問題なくクリアできており、影響は皆無とみていい。今回は相手にかなり恵まれた印象で、3走前のように好位から抜け出す競馬ができれば勝ち負けになる。
○8 ホクザンバーリイ(牡3、橋本忠明厩舎)は1230メートルに矛先を向けた前走で気分よく逃げることができたが、直線に向いてからカラ馬に進路を塞がれる不利に泣いた。今回は最内枠のクーシェルが51キロの軽量を生かして逃げそうで、2番手に控える展開が有力だが、自分のペースで走ることができれば前走以上に粘りを見せそうだ。
▲4 グランレイハート(牝4、飯田良弘厩舎)は大きく崩れることはないが、勝ち負けとなるとワンパンチ足りないか。それでも今回は理想的な内枠を引いており、2走前のように好位の内から運ぶことができれば上位争いになる。
☆3 ワキノクイーン(牝6、中塚猛厩舎)はいかに序盤で折り合うことができるかどうかが鍵になる。グランレイハートと同じく絶好の内枠を引いており、小牧太騎手を背にうまく立ち回ることができればチャンスがある。
△9 ハッピーイエロー(牝4、松平幸秀厩舎)は2走前の勝ちっぷりが良かっただけに前走が案外だったが、勝ち馬に一気にまくられては致し方なかった。外枠なら包まれる心配がなく、スピードを発揮できそうだ。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)