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前走圧勝のプチプラージュ中心「ラブミーチャン記念」（笠松競馬）

11月19日（火）の笠松競馬メイン第11レースは「第11回ラブミーチャン記念」（2歳牝馬、笠松競馬場1600メートル）。

グランダム・ジャパン2歳シーズンに組み込まれた地方全国交流重賞に遠征勢5頭を含めた、厩舎期待の若駒10頭がスタンバイ。キャリア浅い2歳戦のうえ、力関係の把握が難しい交流重賞。波乱要素十分だが、中心は前走の金沢シンデレラカップを完勝した◎10 プチプラージュ（北海道・小国博行厩舎）だ。重賞初挑戦も何のその。レースが組み立てやすい外枠スタートを生かしてさっと絶好の2番手で流れに乗ると、3コーナー手前で先頭に立ち、そのまま好手ごたえのまま押し切り劇。5馬身差快勝であっさり初タイトル獲得に成功した。しかも2カ月ぶりの実戦ながらインパクトある勝利。潜在能力とレースセンスをアピールした。中間ムードからひと叩きされた効果もうかがえ、上昇ムード。初コースになるが、金沢遠征から長距離輸送を経た遠征競馬に不安はない。V最短だ。

もちろん逆転候補は少なくない。南関東からは○7 ラブミールイス（川崎・山崎尋美厩舎）が参戦。まだ1勝馬の身ながらハイレベル地区の南関東で6戦5連対の好成績は当然高評価が欠かせない。脚質、戦法に幅があるのも強みになる。

▲8 コパノエミリア（北海道・田中淳司厩舎）は北海道の重賞2戦をともに馬券貢献する好素材。遠征実績のある田中淳司厩舎に、東海の第一人者・岡部誠騎手とのコラボも魅力だ。

また前走はダートグレードのエーデルワイス賞JpnIII（8着）への挑戦と、条件緩和する△9 トレヴェナ（北海道・角川秀樹厩舎）の反撃にも注意が必要。