兵庫
2024年11月19日
ベラジオウマムスコが再び逃げ切る「朝来市 岩津ねぎ特別」(園田競馬)
19日(火)の園田競馬メイン第11レースに「朝来市 岩津ねぎ特別」(B1、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎8 ベラジオウマムスコ(牡4、栗林徹治厩舎)はこれまで強力な逃げ馬と対戦することが多く、なかなか自分のペースで運ぶことができなかったが、前走は外枠から逃げを打って9馬身差の圧勝だった。思い切ってハナを切った中田貴士騎手の好騎乗が光った。昇級戦で相手のレベルは上がったが、今回も他に何が何でも逃げたい馬が見当たらずに単騎逃げが濃厚。前走の再現となりそうだ。
○2 ダイヤグラフ(牡4、飯田良弘厩舎)は転入初戦で42キロ増だったが、勝ったホテルカリホルニアからクビ差の2着に好走した。3〜4コーナーにかけての動きが俊敏で、直線に入ってから1度はホテルカリホルニアを交わして前へ出るシーンがあり、見せ場十分だった。叩き2走目で馬体が絞れていれば前走以上に鋭く動けるだろう。
▲6 チェリーロシアン(牡4、保利良次厩舎)は3走前の再転入初戦のようにやや強引でもハナを切った方が力を発揮できるか。前走は内で包まれて不完全燃焼だったが、外枠なら多少出遅れても先行できる。見直したい1頭だ。
☆5 アカノストロング(牡5、保利良平厩舎)は3カ月半の休養を挟んで仕切り直し。大型馬のわりには休み明けを苦にするタイプではなく、追い切りでも僚馬のブエラフェルテと併せて遜色のない動きを見せている。末脚がハマれば面白い。
△1 ビナホイアン(牡5、中塚猛厩舎)の前走は序盤の追走で脚を使わされて直線で伸びを欠いた。今回は前走のようなスピードが勝ったタイプの馬はおらず、うまく脚をためられそうだ。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)