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クラス慣れが見込めるレガーミ「向寒特別」（名古屋競馬）

11月20日（水）の名古屋競馬メイン第12レースは「向寒特別」（A級6組・B級1a組、名古屋競馬場1700メートル）。

確かな本命馬は不在。ひと息入れたリフレッシュ効果と追い切り強化で◎2 レガーミ（牝5、迫田清美厩舎）の前進に期待した。転入後3走目の9月・B4を2番手から差し切って当地初勝利を飾ったが、その後2走は7、5着と成績いまいち。ただともに強敵ぞろいのB級1組特別でもあった。しかも前走は当地初の1400メートル戦。フットワークから距離が忙しい印象だった。前開催をパスしてリフレッシュし、最終追い切りでは併せ馬で楽々と先着し、中間気配は大きくアップする。クラス慣れが見込める3度目のB1特別（A・B級混合戦）への参戦。持ち前のしぶとい走りで前進必至だ。

中央から2頭の転入初戦組の取捨選択もポイントになりそうだ。ともに中央1勝馬の実力派。○3 ブルーウィン（牝4、坂口義幸厩舎）は芝ながら1勝クラスでクビ差2着の連対キャリアを持つ実績派。ただ中央時は芝ばかり使われて初のダート戦が鍵になる。当然ハンディある戦いだが、光る実績から高評価が欠かさせない。一方、▲8 マイフォーエバー（牡3、藤ケ崎一人厩舎）はメンバー中、唯一の3歳フレッシュ。中央1勝クラスでは頭打ち状態の近況だったが、手ごろな構成に変わる東海移籍。素早い変わり身があっても驚けない。

スタートに依然課題は残るが、前走を最後方から頭まで突き抜けたのが△12 レッツプロミス（牝4、藤ケ崎一男厩舎）。流れに乗りやすい外枠スタートで、好調モードでの連闘策。勝ちっぷりの良さから再度の一撃に注意。