レース展望・予想

兵庫

2024年11月21日

ハッピーマンの末脚に期待「兵庫ジュニアグランプリ」(園田競馬)

21日(木)の園田競馬メイン第11レースに「第26回兵庫ジュニアグランプリJpnII」(2歳定量、園田競馬場1400メートル)が行われる。

◎7 ハッピーマン(牡、JRA・寺島良厩舎)は新馬戦の勝ちっぷりが印象的だった。発馬は遅れたが中団で脚をためると、直線では瞬発力を見せてアメリカンビキニをあっさりと交わした。2戦目ヤマボウシ賞は大外枠に入ってうまく脚をためられずに伸びを欠いてしまったが、今回は中寄りの枠に入ったことで前に壁をつくって運ぶことができる。初戦で見せた切れ味鋭い末脚を再現したい。

○6 コパノヴィンセント(牡、JRA・上原博之厩舎)も新馬戦を完勝した。好位で砂を被っても問題なかったし、4コーナーから前が壁になり抜け出すのに手間取りながら力強く抜け出してきたあたり、非凡な勝負根性を感じる。前走はこのレースの勝ち馬を多く輩出しているプラタナス賞で2着だったが、勝ち馬の能力が傑出していたもので好位から粘り込んだ内容もいい。小回りに対応できれば勝ち負けになる。

▲11 ベラジオドリーム(牡、北海道・田中正二厩舎)はサッポロクラシックカップとネクストスター門別で2着だったが、いずれも前々で競馬して接戦に持ち込んでおり、負けて強しといえる。門別よりも直線が短くなる園田の方がコース適性は高そう。掛かる心配はなく、脚質に自在性がありそうな点もプラスに出る。吉原寛人騎手を鞍上に迎えてJRA勢に立ち向かう。

☆12 コスモストーム(牡、JRA・北出成人厩舎)はJRA勢で唯一の2勝馬。ヤマボウシ賞のように内で砂を被ると進みが悪くなるようで、大外枠はむしろ歓迎か。4つのコーナーにうまく対応できればチャンスがある。

△2 ヤマニンシュラ(牡、JRA・齋藤崇史厩舎)は新馬戦では息が入らずに直線で踏ん張り切れなかったが、単騎逃げがかなった2戦目は最後までしぶとく粘った。押さえ評価にしたが、ここでも気分よく逃げることができれば一発がありそうだ。

△4 ラピドフィオーレ(牡、田中範雄厩舎)は兵庫ジュベナイルカップで重賞初制覇を果たすと、続くネクストスター園田では好発を決めて逃げ粘り2着と一戦ごとに力を付けている。「前走も右手前のまま走っていたので、中間は手前を変える練習をしてきた。調教ではできている」と田中範雄調教師は話す。地元筆頭格として上位の一角を崩せるか。

おすすめの買い目

馬単
7→6・11・12・2・4(5点)

3連単(1軸流し)
7→6・11・12・2・4(20点)

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(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)

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