岩手
2024年11月26日
相手緩和でゼットセントラル「初冬特別」(水沢競馬)
26日(火)水沢競馬メイン第12レースはA級馬による「初冬特別」(A級、水沢競馬場1600メートル)。
◎6 ゼットセントラル(セン8、菅原右吉厩舎)は今季1勝、2着2回ながらJRA交流・東京カップけやき賞を快勝。鮮やかな直線一気を決め、重賞・青藍賞でヒロシクンの2着。追い込み脚質のため成績は安定しませんが、ここ一番で強さを発揮します。今回はメンバーが緩和されて絶好の勝機。よほどペースを落とされなければ地力で台頭。シーズン2勝目に王手をかけました。
○4 トーセンキャロル(牝5、佐藤浩一厩舎)は南関東A2から再転入後、短距離を専門に使われてOROターフスプリント(ダート1000メートル)4着、ヴィーナススプリントでは逃げ粘って3着。意外にもマイル実績はありませんが、一連の走破タイムは重賞レベル。自己条件へ戻って首位奪取に燃えています。
▲10 ウェイキー(牡6、三野宮通厩舎)は南関東A2から岩手入り。1戦ごとに着順をあげ、前走コンマ3秒差3着でメドが立ちました。今度は実績が集中する右回りの水沢が舞台。待望の勝利を飾り、終盤へ弾みをつけたいところでしょう。
△9 グラシアス(牡4、佐藤雅彦厩舎)は中央2勝クラスから転入して2戦連続2着。惜しいところで白星を逃がしていますが、毎回見せ場たっぷり。タイプ的に小回りの方が合う印象ですから目が離せません。
△1 ヤマニンエステル(牡6、伊藤和忍厩舎)は2カ月ぶりの前走は10着でしたが、16キロの馬体重増もこたえたか。ひと叩きされて変わり身必至。
△12 マルーントリック(牝3、佐藤祐司厩舎)は徐々にオープンの流れにも慣れ、一発あるか。
(文/松尾康司)