兵庫
2024年11月26日
グロリアスアポイの安定感を評価「日高軽種馬農業協同組合特別」(園田競馬)
26日(火)の園田競馬メイン第11レースに「日高軽種馬農業協同組合特別」(B1、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎7 グロリアスアポイ(牝5、柏原誠路厩舎)はB1に昇級してから2、3、2着と惜敗が続くが、先着している馬はいずれも強力な先行馬で、末脚自体は切れが鈍ったわけではない。いずれも8頭以下の少頭数で流れが落ち着いてしまったことも影響した。今回はフルゲートになり、先行馬もこれまでと比べると手薄になった。決め手を信頼する。
○5 ジューンステータス(牡8、保利良平厩舎)は5月に兵庫へ転入してから1度も掲示板を外したことがない堅実派。速い持ち時計があるわけではないが、自在性を生かして崩れていない点は評価できる。今回のメンバーなら前で運んで自分のペースに持ち込める。
▲12 ワーイズオーバー(牡6、保利良平厩舎)は3カ月半ぶりだが、追い切りでは同厩舎のジューンステータス以上に動いており仕上がりの良さが目立つ。あまり大外枠は歓迎ではないが、うまく脚をためて運ぶことができれば上位争いになる。
☆11 ナムラコマチ(牝6、玉垣光章厩舎)は3走前に52キロで勝利しており減量騎手との相性が良さそう。今回は土方颯太騎手が51キロで騎乗して、先行できれば一発を狙える。ただし今回は5カ月半ぶり。これまで休み明けでは未勝利で、スッと反応するかどうかが鍵になる。
△3 サヨノハッピー(牡5、有馬澄男厩舎)の前走は半年ぶりに1400メートルを使い、好位から粘って4着だった。今回も強力な同型馬は不在で、うまく立ち回ることができれば残り目がある。
△4 オズモポリタン(牝4、諏訪貴正厩舎)の前走は4コーナーで回りが壁になり、いったんブレーキを踏むシーンがあった。サヨノハッピー同様に内でうまく立ち回れば最後まで伸びてくる。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)