岩手
2024年12月09日
ヒロシクン重賞3勝目へ「トウケイニセイ記念」(水沢競馬)
9日(月)の水沢競馬メイン第12レースは「第23回トウケイニセイ記念」(水沢競馬場1600メートル)。
◎1 ヒロシクン(セン5、佐藤雅彦厩舎)は中央1勝クラスから転入後、一條記念みちのく大賞典、青藍賞と重賞2勝をマークした上、ダートグレード2戦以外はオール白星。秘めた素質が開花しました。前走A級戦を叩いてトウケイニセイ記念は青写真どおり。重賞3勝目へ王手をかけました。
○2 ミニアチュール(牝4、佐藤祐司厩舎)は今季3戦目の盛岡ダート1000メートル完勝をきっかけに古馬の壁を突破。牝馬の地方全国交流・ビューチフルドリーマーカップを含めて目下5連勝。牡馬相手のすずらん賞も快勝し、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いです。今回は一線級がそろいましたが、今の充実度で突破。
▲10 ノーブルサターン(牡10、板垣吉則厩舎)は昨年度の岩手年度代表馬。今シーズンは4カ月半の休養をはさんで5戦未勝利ですが、北上川大賞典2着で復活の手応えをつかみました。トニージェント以来、史上2頭目のトウケイニセイ記念3連覇へまい進します。
△7 ソリストサンダー(牡9、飯田弘道厩舎)は21年武蔵野ステークスGIIIを制し、かしわ記念JpnIで2年連続2着の強豪。今回は2カ月半ぶりの実戦ですが、実績一目。転入初戦から目が離せません。
△11 グランコージー(牡7、千葉幸喜厩舎)は3月競馬から圧巻の3連勝。赤松杯、シアンモア記念を連勝し、春のマイル王に君臨。以降は入着一杯ですが、ベストの水沢マイルで反撃。
△9 ウラヤ(牡5、畠山信一厩舎)は水沢コース克服が課題ですが、絆カップ快勝で弾みがつきました。
(文/松尾康司)