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レッドゲートら3歳馬の争い「師走特別」（笠松競馬）

12月27日（金）の笠松競馬メイン第12レースは「師走特別」（B級1組、笠松競馬場1600メートル）。

勝ち上がり対決のハイレベル戦だが、伸び盛りの3歳馬3頭がV争いをリードしていく。

なかでも中心視したのは、決め脚シャープな◎2 レッドゲート（牝3、後藤佑耶厩舎）。転入後、3歳戦を含めて【5・1・1・1】の好成績を残す。流れ、展開に左右されやすい差しタイプだが、決まって差し脚を伸ばして勝ち負けする。馬券貢献を外したのは先行勢に有利な流れで、しかも直線で前が壁になった2走前（7着）だけ。前走もセールスポイントの鋭いキレで仕留めている。前半から速い流れで展開も向いたが、勝負どころの最終3コーナー、中団から外をまくって豪快に突き抜けた。前走に続いてのマイル戦は追走が楽で馬群もさばきやすい。昇級戦のうえ、好調なライバルは多いが直線の追い比べに持ち込めば、いきなり勝ち負けしていい。

一方、先行勢に有利なペースなら○9 ヴァシロペス（セン3、後藤佑耶厩舎）が逆転へ。転入後、あとひと踏ん張りが利かず勝ち切れずにいたが、6戦目の前走で2番手から早めに先頭に立って待望の当地初勝利を飾った。上位人気が予想される馬に差しタイプが多い構成でもある。マイペースの逃げに持ち込めば押し切りが狙える。

▲8 アヴィエーター（牡3、藤田正治厩舎）も差はわずか。勝ちみは遅いが、当地【2・6・1・1】の成績が示すように堅実駆けは折り紙付き。当地2度目のマイル戦だが中央時の主戦場は中長距離でむしろ歓迎材料と言えそうだ。

また、クラス上位の安定勢力△1 パッドゥラパン（牝6、川嶋弘吉厩舎）も馬券に欠かせない1頭。