兵庫
2024年12月19日
3連勝狙う3頭が強力もグッドハビッツが決める「近江牛特別」(園田競馬)
19日(木)の園田競馬メイン第11レースに「近江牛特別」(B1、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎9 グッドハビッツ(牝4、土屋洋之厩舎)は牝馬らしい切れ味が特長で、B1に昇級した前走は好位から差し切って快勝した。馬体が減っていたために中間はレース間隔を空けて馬体の回復に努めてきた。今回の斤量55キロではこれまで2、3着各1回で未勝利だがそれは4カ月も前の話で、当時よりも力を付けている今なら克服できるだろう。
○6 ベラジオウマムスコ(牡4、栗林徹治厩舎)も昇級の前走を逃げ切って連勝中。こちらは逃げが好走条件で展開に注文がつくが、強力な同型馬は不在で逃げを打てるとみた。今回の斤量57キロでは3着1回でこちらも未勝利だが、発馬を決めれば問題ないだろう。
▲5 メロディメーカー(牝3、松浦聡志厩舎)はB2を連勝して今回が昇級戦になる。一気の相手強化になるが、前走の走破時計通りに走れば通用する。長く脚を使える利点があり、前が速くなればチャンスが出てくる。
☆7 ワーイズオーバー(牡6、保利良平厩舎)は前走が3カ月半ぶりで2着だったが、いくらか馬体が太かったわりには鋭い伸びを見せており収穫の大きなレースだった。前走よりメンバーが強化された印象だが、決め手は引けを取らない。
△11 ヤマニンリジッド(牡4、松平幸秀厩舎)の前走はA2との混合で5着に敗れたが、後方から追い込む従来通りの競馬で大きく崩れることはなかった。今回はB1単独戦で入着以上を目指す。
△12 アシャカデュメ(牡3、森澤友貴厩舎)は転入初戦で5着だったが、出脚がつかなかったわりには最後までしぶとく伸びていた。外枠からすんなりゲートを出ることがあれば変わり身があるか。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)