兵庫
2024年12月18日
スマートセプターが復帰戦を飾る「酒のまち西宮市99周年記念」(園田競馬)
18日(水)の園田競馬メイン第11レースに「酒のまち西宮市99周年記念」(A1、園田競馬場1230メートル)が行われる。
◎5 スマートセプター(牡5、永島太郎厩舎)は調整が間に合わなかったために兵庫ゴールドカップには間に合わなかったが、兵庫のスプリント路線でトップクラスの力を誇る1頭。休養前には兵庫大賞典2着のドンカポノを完封しており、今後は重賞路線での活躍が期待される。12月2日の能力検査では出脚よく先行して仕上がりの良さを見せている。強力な先行馬は不在でスピードの違いを見せつける。
○6 ドンフクリン(牡5、田中一巧厩舎)は9月に戦列復帰してから4、2着だが、勝ち馬はいずれも来週の兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIに登録しているサイレンスタイムで、相手が悪かった。オープン特別では末脚の安定感が抜群で、今回のメンバーなら決め手を発揮できる。小牧太騎手と初コンビで9カ月ぶりの勝利を目指す。
▲4 イナズマテーラー(セン6、藤川純厩舎)は兵庫ゴールドカップ10着、前走の1400メートルは7着と振るわなかったが、1230メートルのオープン特別になればスピードを発揮できる。寒い時季に調子を上げてくる馬でもあり、巻き返しを期待したい。
☆2 ケンジーフェイス(牡6、中塚猛厩舎)は前走の820メートルではさすがに忙しかった。脚質的に中団から後方に待機して末脚を発揮するパターンになるだろうが、前が速くなれば台頭してくる。
△9 ヴァガボンド(牡6、橋本忠明厩舎)は転入後の成績が振るわないが、逃げを打てれば一変する可能性を秘める。まだ見限れない。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)