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マティアスの末脚を信頼する「近江米特別」（園田競馬）

12月3日（火）の園田競馬メイン第11レースに「近江米特別」（B2、園田競馬場1230メートル）が行われる。

◎5 マティアス（牡7、田中一巧厩舎）はゲート内で落ち着きを欠くことが多く、2走前はゲートが開いた直後に落馬した。前走も出遅れてしまったが、3コーナーからのロングスパートが決まって完勝。B2では力が抜けていることを証明した。今回も極端に出遅れることがなければ勝ち負けになる。

○2 シエルブルー（牡6、保利良平厩舎）も末脚はマティアスと遜色ない。好調時に比べると切れ味が劣るようにも感じるが、今回は間隔を空けて立て直してきた効果が期待できる。絶好の内枠を引いており、スムーズに立ち回ることができれば巻き返せる。

▲10 ラブミーテキーラ（牝3、飯田良弘厩舎）は4カ月ぶりの前走で2着に入って古馬が相手でも通用することを示した。今回は中間に疝痛があってレース間隔が空いた影響が気になるが、先行力を評価したい。

☆12 ギユウ（牡5、盛本信春厩舎）も同様に4カ月ぶりの前走で2着に好走した。内で脚をためて運ぶ形がベストで大外枠はあまり歓迎ではないが、叩き2走目で状態は上向いている。調子の良さでどこまでカバーできるか。

△1 アスセナ（牝3、諏訪貴正厩舎）の前走は初めての1230メートルだったが、内ラチ沿いをぴったり回った逃げ馬をゴール前できっちり差し切っており、着差以上に強い内容だった。時計も優秀で、B2昇級でも侮れない。

△4 ホクザンバーリイ（牡3、橋本忠明厩舎）は気性的に逃げがベストだろう。今回のメンバーなら理想的な展開に持ち込めそうで、一発を狙える。