レース展望・予想

金沢

2024年12月08日

ハクサンツキミテイ素質上位(金沢競馬)

今週の金沢競馬は、日、火曜日の開催に戻ります。8日(日)は第10レースで争われるB1級三組(金沢競馬場1400メートル)では、中央1勝クラスから金沢入り後スピードの違いを見せつけている快速3歳馬が人気を集めます。

◎2 ハクサンツキミテイ(牡3、加藤和義厩舎)は佐賀で行われたJRA条件交流戦を逃げ切って未勝利を脱出しており、1勝クラスへ上がってからフタ桁着順が続いたこともあって、今夏に金沢へ移籍しました。1500メートルの3歳条件戦で後続を7馬身引き離して転入初戦勝ちを飾るとその後も順調に白星を重ね、無傷の3連勝で3歳のスピード自慢がそろったMRO金賞(1400メートル)に挑戦。勝ったショウガフクキタルに最後の直線で捕まってしまい2着でしたが、後続を引き連れながら逃げて4コーナーを先頭で回った時にはそのまま押し切ってしまうかの勢いでした。連勝は止まってしまいましたが、前走のB2級二組(1400メートル)をしっかり逃げ切ってリズムは取り戻しており、引き続き同じ1400メートル戦なのは歓迎。今回も先手を奪いペースを握ることができれば、素質の違いで後続を振り切ってしまいそうです。

○6 ノブノキャット(牡3、加藤和宏厩舎)は夏場に伸び悩んだ時期もありましたが、前走のB2級三組(1500メートル)では3コーナーから内をすくって先頭に立ち、直線追いすがる2着馬を振り切って約5カ月ぶりの白星を飾りました。気温が下がるごとに立ち直ってきており、好走を続けていた夏前の好状態に戻りつつあります。今回も先団を前に見ながらレースを進めることができれば、直線抜け出しが図れそうです。

展開の鍵を握るのは▲7 ジャックトマメノキ(牡4、金田一昌厩舎)です。引き離して逃げるとしぶとさを発揮するタイプで、前走のB1級三組(1500メートル)でもMRO金賞で3着だったダブルアタックと直線たたき合い2着に粘りました。1400メートル戦ではこれまで5勝を挙げて相性は良く、ハクサンツキミテイとの先手争いを制することができれば、再び際どい勝負に持ち込めそうです。

△4 デルマスソバライ(牝4、加藤和義厩舎)はここ2走クラスが見込まれたこともあって着外続きですが、今回はクラスが下がってメンバー的にも楽になりました。ハクサンツキミテイとジャックトマメノキがスタートから激しく先手を競り合う展開になるなら、直線浮上するチャンスがありそうです。

△8 デルマセイレーン(牝5、加藤和義厩舎)は放牧明けから直線で踏ん張れず入着いっぱいのレースが続いていますが、持ち前の先行スピードは見せています。直線入口まで好位をキープできれば流れ込みが図れるかもしれません。

おすすめの買い目

馬単(マルチ)
2⇔6・7・4・8(8点)

3連単(フォーメーション)
2→6・7・4・8→6・7・4・8
6・7・4・8→2→6・7・4・8(24点)

この買い目で投票

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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的中重視 大穴重視 回収重視 直前重視
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