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相手関係に恵まれたドテライヤツ「師走特別」（水沢競馬）

10日（火）水沢競馬メイン第12レースは「師走特別」（A級一組、水沢競馬場1600メートル）。

◎10 ドテライヤツ（牡7、菅原勲厩舎）は南関東3勝、北海道4勝・A1級から転入。一昨年、瑞穂賞を制し、昨年はコスモバルク記念2着、赤レンガ記念3着。今季も旭岳賞で2着を確保して1勝をマーク。近3走は掲示板外に終わっていますが、岩手トップはトウケイニセイ記念へエントリーして手ごろなメンバー構成。好発進を決めそうです。

○4 レディブラウン（牝6、千葉幸喜厩舎）は今シーズン、1400メートル以下をメインに使われて6勝、2着4回、3着1回。前走は重賞・絆カップでも2着に健闘しました。ネックは過去1勝のみのマイル戦。今季一度の掲示板外が盛岡1600メートル戦でしたから距離克服が課題ですが、水沢替わりなら今の充実度で十分克服できます。

▲7 トーセンマッシモ（セン6、佐藤浩一厩舎）は5カ月の休養をはさんで南関東から再転入。2勝をマークしました。前走・北上川大賞典6着は相手が強かったうえ、2500メートルも長く仕方なしの結果。自己条件に戻って反撃に転じます。

△8 ゴールドギア（牡9、伊藤和忍厩舎）は重賞・すずらん賞、北上川大賞典で連続3着。詰めが課題ですが、いい脚を長く使えるのが武器。本質的にマイル向きではありませんが、今回の相手なら連対確保のシーンまで。

△9 ピースワンパラディ（牡8、小西重征厩舎）は中央芝5勝・オープンから転入。順調さを欠いて3戦のみの実戦ですが、前々走3着。地力が不気味です。

△6 ブローヴェイス（牡5、畠山信一厩舎）は北海道から里帰り。2戦掲示板外でしたが、今の水沢なら軽視禁物。