兵庫
2024年12月11日
ヘイストが自己条件で主役になる「近畿畜産特別」(園田競馬)
11日(水)の園田競馬メイン第11レースに「近畿畜産特別」(B1B2、園田競馬場820メートル)が行われる。
◎6 ヘイスト(牡4、森澤友貴厩舎)の前走はA級との混合で10着に敗れたが、スタート後に内外から挟まれてブレーキを踏むシーンがあり、不完全燃焼のまま終わった。今回は2走前に勝利している条件に戻り、外寄りの枠に入ったことで不利を受ける可能性は低い。鋭く突き抜ける。
○1 オーケン(牡4、南弘樹厩舎)は不利な最内枠に入ったが、今回のメンバーなら単騎逃げに持ち込める。2走前はヘイストに差し切られたが、マイペースに落として走ることができれば逆転までありそうだ。
▲7 メイショウサトワ(牡6、小牧毅厩舎)は前走から斤量が一気に7キロ増になるが、57キロ自体は昨年10月のB1B2特別で吉村智洋騎手を背に勝利しており、大きな不利にはならないだろう。ここなら先行可能で、巻き返せる要素は十分にある。休み明けの前走は馬体減だったが、今回はプラス体重に持っていきたい。
☆3 エイシントルペード(牡3、坂本和也厩舎)は転入初戦で6着だったが、持ち味の先行力は見せた。エイシンヒカリ産駒らしく気の悪さが見られたが、距離短縮で改善されるか。
△4 ピスハンド(牡7、吉見真幸厩舎)は3〜5歳時のような華々しい走りは見られなくなったが、近走も先行力を見せており、スピードはまだ大きく衰えていない。3キロ減の土方颯太騎手を背に一変なるか。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)