佐賀
2024年12月16日
ビービーシャルムの末脚台頭か「アルデバラン特別」(佐賀競馬)
16日(月)の佐賀競馬メイン第11レースは「アルデバラン特別」(2歳、佐賀競馬場1400メートル)。
◎5 ビービーシャルム(牝、土井道隆厩舎)は、前走のフォーマルハウト賞(12月1日、1400メートル)では後方からレースを進め、直線で大外から追い込んで、高知のトサノマイヒメには3馬身(コンマ6秒)及びませんでしたが2着を確保。10月の佐賀転入後4戦すべてで連対(2勝)しています。今回は先行馬が多い一戦となり、前走の末脚が再現できれば特別初勝利も狙えそうです。
○4 サガノオジョウサン(牝、土井道隆厩舎)は、フォーマルハウト賞では先行集団の4番手を進みましたが、直線で伸びず勝ち馬から1秒6差の8着に敗れました。同様の展開でレースを進めた4走前の九州ジュニアチャンピオン(9月8日、1400メートル)では勝ち馬から1秒1差の3着を確保。今回はその時の1、2着馬が不在で、優勝争いまで期待できそうです。
▲7 マナラナキラ(牡、真島元徳厩舎)は、佐賀転入初戦の2歳2組(11月18日、1400メートル)では先行して勝ち馬からクビ(コンマ1秒)差の2着。北海道ではJRA認定新馬戦の2着や9月の未勝利戦での1着など、馬券圏内に4度進出の実績があり、佐賀の特別戦でも上位争いできる力はありそうです。
△2 ダイメイヒロイン(牝、平山宏秀厩舎)は、重賞では4戦とも先行策を取り、うち3戦で4着と今一歩及びませんでした。しかし4走前のアンタレス特別(9月22日、1400メートル)では2番手から向正面で先頭に立つとそのまま押し切り2着に5馬身(1秒0)差をつける圧勝。それ以来の特別戦への出走となり、巻き返しを期待したいところです。
(文/上妻輝行)