岩手
2024年12月16日
実績上位明らかなマツリダマスラオ「寒菊賞」(水沢競馬)
16日(月)の水沢競馬メイン第12レースは2歳重賞「第23回寒菊賞」(水沢競馬場1600メートル)。
◎5 マツリダマスラオ(牡、菅原勲厩舎)は10月の若駒賞を制し、ダート変更となった7月の若鮎賞2着。前走・南部駒賞では北海道勢に3着までを独占されましたが、岩手最先着4着を確保しました。北海道からの転入馬や、新興勢力も台頭してきましたが、ここで実績上位は明らか。最重量の57キロを背負っても中心は譲れません。
○9 キングオブワールド(牡、板垣吉則厩舎)は北海道で初勝利まで8戦を要しましたが、ほかに2着3回、3着5回。相手なりに駆ける堅実さを身上として6戦連続で馬券対象を果たし、実戦を使われながら地力もアップ。距離1600メートルは望むところ。転入初戦を重賞制覇で飾るか注目です。
▲3 スノーミックス(牝、永田幸宏厩舎)は新馬戦2着後、2カ月の休養を経て戦列復帰し、鮮やかなまくりを決めて目下2連勝。成長一途をたどっています。今回は重賞初挑戦。メンバーは一気に強化されますが、レース内容からアッサリの可能性を秘めています。
△4 ラヴェイ(牡、小西重征厩舎)は門別1000メートル・JRA認定新馬戦を2馬身半(0秒5)差で完勝。JRA札幌・クローバー賞8着後に転入。初戦を2着にまとめましたが、以降は5着1回が最高。盛岡コースも合わなかった印象でした。しかし前回快勝で軌道修正。勢いに乗りました。
△2 レイヴオン(牡、伊藤和忍厩舎)も門別1000メートルのJRA認定新馬戦を快勝し、ほかに2着2回。転入戦は4着止まりでしたが、コース2度目で反撃。
△10 ユウユウコラソン(牡、佐藤祐司厩舎)は小回り対応がネックですが、決め手一目。
(文/松尾康司)