岩手
2024年12月17日
強敵不在でアジアノカイゾク「夢・希望 未来へ前進」(水沢競馬)
17日(火)水沢競馬メイン第12レースは「夢・希望 未来へ前進」。今回はB1級三組・水沢競馬場1600メートルの条件で行われます。
◎6 アジアノカイゾク(牡4、菅原勲厩舎)は今季2勝、3着3回。気性難を抱えるため前走も出遅れを喫して後方からの競馬でしたが、メンバー最速の上がりを披露してコンマ6秒差4着。能力の片りんをのぞかせました。今回は抜けた馬が不在で絶好の勝機。水沢1600メートルで2勝、3着4回と条件もベスト。今度こそ首位を奪回したいところでしょう。
○4 ラピスアダマンス(牝4、千葉博次厩舎)は南関東B3級から転入。移籍2戦目からC1へ降格してあっさり3連勝をマークしました。B1級へ復帰初戦は10着に終わりましたが、前走3着に巻き返して軌道修正。強豪が抜けて逆転首位まで十分考えられます。
▲3 パワームーブ(牡3、高橋純厩舎)は南関東1勝から転入後、2勝をマーク。自分の型に持ち込めないと直線一杯のケースもありますが、すんなりの流れに持ち込めれば持ち味の粘りを発揮。今回は同型不在でマイペースの逃げが濃厚。アッサリ逃げ切りまで。
△8 モンサンイルベント(セン7、高橋純厩舎)は典型的な右回り巧者。盛岡では3着2回が最高に対し、水沢は2勝、2着2回。水沢に替わった前走も3着に突っ込みました。コース適性を前面に上位進出を狙います。
△2 エイシンガネーシャ(牡7、高橋純厩舎)は中央1勝、兵庫5勝、笠松A級を経て転入。岩手A級で3着4回の成績を残して降格。ここでは格上の存在です。
△11 ツアーモデル(牝4、小西重征厩舎)は勝ち味に遅いタイプですが、本質的に水沢向き。
(文/松尾康司)