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完全復活アズグレーターが連勝を決める「大和なでしこ卵特別」（園田競馬）

17日（火）の園田競馬メイン第11レースに「大和なでしこ卵特別」（B2、園田競馬場1400メートル）が行われる。

◎5 アズグレーター（牡4、田中範雄厩舎）は脚部不安があり、なかなかレースに使うことができなかったが、9カ月ぶりの前走は20キロの馬体増や57キロの斤量でも問題なく、楽々と逃げ切った。2歳時には重賞級の器と期待されていた素質馬が復活を果たした。今回は順調に調整されて中2週で使える点に好感が持てる。このメンバーなら好位から突き抜けるか。

○11 ギユウ（牡5、盛本信春厩舎）は相手なりに脚を使える。気性的に乗り難しい馬で速いペースの方が向いているが、今回は内に入ったスプリント型のカンタウッドテールが逃げそうで、展開が味方しそうだ。立ち回りひとつで好勝負になる。

▲4 ブリッツェンシチー（セン8、吉見真幸厩舎）はスタミナがあり、前走の距離延長は問題ないと思われたが、直線に入ってから手応えがなくなって伸びを欠いた。集中力を欠いた印象で、走り慣れた1400メートルに戻して巻き返しを期待したい。

☆1 リュウノブレイク（セン5、中塚猛厩舎）は2走前に鼻出血を発症して前走は復帰戦だったが、好位で脚をためて突き抜ける完璧なレース内容で復調を示した。距離短縮でも前走のようなレース運びができれば上位を狙える。

△7 マンテーニャ（牡6、柏原誠路厩舎）は4カ月ぶりでB2に降級しているが、今年の2月にはA1混合で2着に入った実績があり地力上位。成績を見れば休み明けでも苦にしないタイプだが、今回はまだ体つきに余裕が感じられる。当日の馬体重が大幅に増えていないか注視したい。

△12 マダムホーク（牝3、寺地誠一厩舎）は逃げがベストだろうが、近走は控える競馬でも最後まで踏ん張っており、力を付けている。今回も相手はそろっているが、どこまで粘りを見せるか。