岩手
2024年12月18日
好条件揃うテングクラブ「ローズクォーツ賞」(水沢競馬)
18日(水)水沢競馬メイン第12レースは「ローズクォーツ賞」(B1級、水沢競馬場1400メートル)。
◎12 テングクラブ(牡4、村上実厩舎)は中央未勝利、北海道2着2回から転入。C2下級条件に編入し、格付けにも恵まれましたが、北海道在籍時から10戦連続で連対を確保。一気にオープンまで上り詰めました。さすがにメンバーがきつく2戦連続4着、盛岡最終戦11着に終わりましたが、水沢に替わって3着に反撃しました。1400メートル以下が好走の舞台。クラスもB1へ下がり、首位を奪回するチャンスです。
○9 トキノワンカラット(牝6、千葉幸喜厩舎)は3走前こそ7着に沈みましたが、前後して3勝マーク。特に水沢1400メートルでの2連勝の強さが際立っています。メンバーは骨っぽくなりましたが、勢い重視。ベストの距離で3連勝を狙います。
▲1 カミノコ(牡9、佐藤祐司厩舎)は今季3着2回から8月、盛岡1400メートル戦を完勝。その後は戦列離脱を余儀なくされて3カ月の休養を経て復帰。前走は後方のまま9着でしたが、ひと叩きされたうえ、B1へ降格。好走条件がそろいました。
△5 グラフィアスレディ(牝5、千葉幸喜厩舎)は2戦掲示板外でしたが、前走はコンマ1秒差3着に反撃。これで復調の手ごたえをつかみ、うまく流れに乗れれば連対確保のシーンまで。
△8 ミヤコプレジール(セン5、石川栄厩舎)は勝ち星6勝をすべて盛岡であげていますが、水沢に替わっても5、4着に健闘。馬券対象までもうひと押しです。
△7 マムティキング(牡8、及川良春厩舎)は前走5着でしたが、スローペースに泣いた一戦。自身は37秒8の上がりを使っており、評価ダウンは禁物。
(文/松尾康司)