岩手
2024年12月22日
先行馬トーセンマッシモに展開利「冬至特別」(水沢競馬)
22日(日)の水沢競馬メイン第12レースは「冬至特別」(A級一組、水沢競馬場1600メートル)。
◎7 トーセンマッシモ(セン6、佐藤浩一厩舎)は5カ月の休養をはさんで南関東から再転入。初戦を完勝し、ダート変更の準重賞・桂樹杯3着。以降3戦は入着一杯でしたが、盛岡1600メートル戦で首位を奪回しました。続く北上川大賞典は6着でしたが、自己条件に戻って前回1秒0差で圧勝。当面のライバル2頭は差しタイプ。前で競馬ができる展開を味方に、2連勝へまい進します。
○1 ゼットセントラル(セン8、菅原右吉厩舎)は今季2勝、2着2回。いい脚を長く使える決め手を武器に重賞・青藍賞2着。前走・トウケイニセイ記念でも0秒9差5着を確保しました。ペースは落ち着きそうですが、自力で動けるのが強み。メンバーが緩和されてロングスパートを決めるか注目です。
▲4 ハクシンパーソナル(牡6、千葉幸喜厩舎)は重賞・北上川大賞典では8着に終わりましたが、前後して6戦すべて3着以上。自慢のまくり脚が冴え渡り、前走で首位を奪回して好調をアピール。水沢6勝を1600メートル戦でマークし、条件ベスト。展開苦をはねのけて一気に突き抜けるシーンまで。
△2 トーセンキャロル(牝5、佐藤浩一厩舎)は3歳時、ひまわり賞(オークス)、OROオータムティアラの牝馬二冠を獲得した実力馬。南関東4戦を使って再転入後は伸びを欠いていますが、牝馬重賞・ヴィーナススプリント3着。今回も逃げの手に出れば怖い存在です。
△8 ピースワンパラディ(牡8、小西重征厩舎)は中央芝5勝から転入。今の馬場なら一発があるかも。
(文/松尾康司)