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距離短縮や枠がポイント「扶桑特別」（名古屋競馬）

12月23日（月）の名古屋競馬メイン第12レースは「扶桑特別」（A級4組、名古屋競馬場1400メートル）。

勝ち負けレベルの馬がほとんど。激しいVバトルだが、軸にふさわしいのは◎2 アルティメットサガ（牡4、榎屋充厩舎）。夏のリフレッシュ効果でセールスポイントの差し脚にキレが増し、復帰後4戦を3、2、1、2着と決まって好勝負してみせる。前走2着も好位から早めに先頭に立って勝ちに行くレース。勝ち馬とはわずかハナ差と勝利に等しい内容十分の走りだった。2枠スタートだが馬込みも気にならないタイプで問題はない。自身初の1400メートルだが【7・2・3・5】の1500メートル実績から100メートルの短縮なら気にならない。中間ムードも変わらず、連軸に期待だ。

末脚の破壊力一番は○10 デアベーゼブリック（牝4、宇都英樹厩舎）。前走の勝利は内の3枠スタートでロスを承知で後方から大外に持ち出し、豪快に突き抜けたもの。スピード負けしやすい1400メートルは歓迎材料ではないが、流れに乗りやすい8枠スタートはプラス要因。再度直線の追い比べに持ち込めば連勝十分。

じれったい内容が続くのは▲3 コトヴィア（牝4、川西毅厩舎）。詰めが甘く勝利を逃し続けるが好位からソツのない運びができるレース巧者。もちろんここも馬券に欠かせない。

△11 サノプリ（牝5、竹下直人厩舎）は相手の出方がうかがいやすい外枠でより自在な運びができる。もちろん差のないV候補だ。