兵庫
2025年01月14日
エイシンテムジンが5連勝を目指す「睦月特別」(園田競馬)
14日(火)の園田競馬メイン第11レースに「睦月特別」(B1、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎9 エイシンテムジン(牡5、飯田良弘厩舎)は目下4連勝。前走は楠賞4着のキクノルメイユールなどの強敵がそろっていたが、直線できっちりと差し切って完勝した。気性の荒い馬が多いエイシンヒカリ産駒だが、同馬はそこまでうるさい面を見せることがなく、テン乗りでも問題なさそうだ。
○2 モカラエース(牡5、北野真弘厩舎)は勝ちみに遅い印象がついてしまったが、前走の勝ち馬ラヴィアンは16日のコウノトリ賞に出走する有力牝馬で、テン乗りだったことを考えると3着でも悲観することはない。騎乗経験のある大山龍太郎騎手に戻って追い比べに持ち込みたい。
▲4 スート(セン4、松平幸秀厩舎)は転入初戦で3着だった。二の脚がついて積極的に先行したが、初めての馬場に戸惑ったのか直線で脚が止まってしまった。今回は2戦目で慣れが見込める。好位の内で脚をためられればチャンスがありそうだ。
☆5 フローラルドレス(牝8、石橋満厩舎)は1230メートルが主戦場だが、近走は序盤で脚を使わされて思うように先行できておらず、今回は1400メートルに距離を延ばしてきた。道中でうまく脚をためて運べれば巻き返せる。
△3 ミニョンルミエール(牝6、保利良平厩舎)はリフレッシュ休養を挟んで復帰戦を迎える。転入初戦のように気分よく逃げることができれば粘り込める。
△11 サトノグラン(セン11、山口浩幸厩舎)は強豪ぞろいのB1ではなかなか展開が味方してくれないが、前走は3コーナーで包まれる不利があった。スムーズにさばければ一発を狙えるメンバー構成になっており、今回も馬券には入れておきたい。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)