ばんえい
2025年01月02日
メムロボブサップ古馬重賞全制覇なるか「帯広記念」(ばんえい帯広競馬)
新年おめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
1月2日(木)のばんえい帯広競馬メイン第8レースには、重賞「第47回帯広記念」(4歳以上)が行われます。
オーシャンウイナー、ブラックサファイアなどが回避したため5頭立ての小頭数。最軽量が890キロのコマサンブラック、900キロがインビクタ、コマサンエース、コウテイ(牡8、槻舘重人厩舎)、トップハンデ930キロがメムロボブサップで最大40キロ差ついています。レース当日は晴れですが、31日の降雪の影響もあり軽めの馬場が予想されます。
◎2 メムロボブサップ(牡9、坂本東一厩舎)930キロを本命に推します。重賞21勝を誇る現役最強馬。今季8戦8勝と負け知らずで、ばんえい十勝オッズパーク杯、ばんえいグランプリ、岩見沢記念、北見記念、ドリームエイジカップの重賞5勝。この帯広記念を勝てば古馬重賞全制覇の快挙達成となります。手薄なメンバーで相手探しの一戦です。
○1 インビクタ(牡9、松井浩文厩舎)900キロが対抗です。22年岩見沢記念、23年ばんえい十勝オッズパーク杯の重賞2勝馬。帯広記念には2度挑戦し着外に終わっていますが、スピードで押し切るより、道中息が入る流れの方が好結果につながりやすくなっています。
▲3 コマサンエース(牡9、金田勇厩舎)900キロが3番手です。重賞は未勝利ですが、今季、ばんえいグランプリ2着、岩見沢記念と北見記念が3着。いずれもメムロボブサップの壁に阻まれていますが、重量860キロの北見記念でもふた腰と障害は得意です。
(文/小寺雄司)