笠松
2025年01月08日
前走快勝バーキンの連勝なるか「ハボタン特別」(笠松競馬)
1月8日(水)の笠松競馬メイン第9レースは「ハボタン特別」(C級1組(イ)、笠松競馬場1600メートル)。
勝ち上がり対決のハイレベル戦だが、連続出張戦の◎1 バーキン(牝4、沖田明子厩舎)を主力視だ。昨秋転入後、地元名古屋では先行すれば粘りひと息。控えるレースでは不発と成績を残せていなかったが、笠松出張戦に初めて矛先を向けた前走、変身に成功した。好スタートを決めて主導権を握って軽快に逃げて、勝負どころの最終3コーナーで一度交わされてもニ枚腰を発揮。再度先頭を奪い返し、3馬身差をつけて待望の初勝利を挙げてみせた。芝ながら中央時に3度馬券絡みをした好素材にとって、走路が軽く、小回りの笠松コースがジャストフィットしたようだ。メンバー強化の一戦も、前走C級2組での勝ちっぷりの良さに、再度ロスのない1枠スタートも魅力の好材料。2連勝の期待がかかる。
2度目のC級1組特別参戦で前進を目指すのが○8 カントゥータ(牝4、森山英雄厩舎)。2走前の同条件では中団から伸び切れず5着入着に留まった。ただ仕切り直しの前走7組を早めの抜け出しであっさり仕留めたように地力十分。クラスやペース慣れが見込めるC級1組特別2戦目。好勝負に持ち込める。
一方、速い流れで推移すれば▲5 ペッシュプラット(牝4、栗本陽一厩舎)、△3 デクランシェ(牡4、後藤佑耶厩舎)の差し馬勢にチャンスが訪れそうだ。特にペッシュプラットは後方からでも鋭い切れで追い込んでみせる末脚自慢。さらに笠松の絶対リーディング渡邊竜也騎手との初コンビ結成もプラスに作用しそうだ。
(文/中部地方競馬記者クラブ)