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スマートセプターがゴールまで猪突猛進「猪名川町いなぼう特別」（園田競馬）

9日（木）の園田競馬メイン第11レースに「猪名川町いなぼう特別」（A1、園田競馬場1230メートル）が行われる。

◎8 スマートセプター（牡6、永島太郎厩舎）は5カ月ぶりの前走を快勝して兵庫では負けなしの4連勝。調整が順調ではなかったとはいえ、レースでは最後まで脚色が衰えることなく、圧倒的なスピードの差を見せた。来週12日のゴールドスプリント（佐賀）は除外になって地元のオープン特別に切り替えたが、今回は順調に追い切りをこなした。5連勝が濃厚だ。

○3 ヒメツルイチモンジ（牝5、新子雅司厩舎）はA1に昇級してから7戦未勝利だが、昨年の兵庫ゴールドカップではコンマ3秒差の4着など一線級と互角に渡り歩いている。今回は小牧太騎手と初コンビ、絶好の内枠を引いて復活を狙う。

▲4 ケンジーフェイス（牡7、中塚猛厩舎）は昨年の同レースの覇者。冬場は調子がいい馬で、今季も1戦ごとに調子を上げている。スマートセプターとの再戦では分が悪いが、連争いには押さえておきたい。

☆2 イナズマテーラー（セン7、藤川純厩舎）は好調時の勢いが感じられないが、スムーズに先行できれば巻き返せる。積極的に先行しそうなキャッツライズの内で脚をためたい。

△6 ロングファイナリー（セン9、森澤友貴厩舎）の前走は転入初戦の勝ち馬が別格だったが、1230メートルでは5、4着と大きく崩れていない。年齢的に大きな上積みはないが、前が止まるようだと浮上する。