ばんえい
2025年01月09日
障害安定キタノボブサップに期待「オリオン特別」(ばんえい帯広競馬)
1月9日(木)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「オリオン特別」(B1級-2組)が行われます。
混合戦以外は前開催の再戦が多いのが特徴で、今回もB1級-2組から2着サクラジョージ、3着キタノボブサップ、4着ツガルフジなど6頭に加え、別路線からばんえいダービー3着ウルトラコタロウ、B2級-1組1着フナノギムレット(牡11、鈴木邦哉厩舎)、B1級-3組2着ホクセイサクラコ、B1級-4組1着ボンヌールの10頭立てです。週間の天気では7、8日は雪予報も降雪はありませんでしたが、凍ばれが強く脚抜きが良い馬場となっています。
◎1 キタノボブサップ(牡8、服部義幸厩舎)725キロを本命に推します。前走は平場戦で前半50秒のペースに対応できずに、終いだけの競馬となり、末脚を伸ばしたものの1着タイガから8秒5差の3着と敗れています。今回は特別重量でスタートから流れは緩くなり、脚抜きの良い馬場なら持ち前の障害力を生かしての逃げ切りが期待されます。
○2 ツガルフジ(牡5、松井浩文厩舎)715キロが対抗です。今季は4勝を挙げているスピードタイプです。以前はひと腰で障害が切れず苦戦する事がありましたが、前走は好位を進み、障害も果敢に1番手で仕掛けてひと腰でまとめると、直線では1着タイガとの叩き合いに。ゴール直前で一杯になり、結果11秒0差の4着でしたが、レース内容は着差以上で見せ場十分といえる一戦でした。
▲9 ウルトラコタロウ(牡4、槻舘重人厩舎)715キロが3番手です。前走はばんえいダービーでライジンサンから2秒5差の3着と好走しています。2歳時にはヤングチャンピオンシップ、翔雲賞、イレネー記念の3戦いずれもライジンサンの3着でしたが、実力がある証です。明けて4歳となり相手強化となりますが、障害自慢です。
(文/小寺雄司)