名古屋
2025年01月31日
主戦の望月騎手でダグフォースがリード「クロッカス特別」(名古屋競馬)
1月31日(金)の名古屋競馬メイン第11レースは「クロッカス特別」(A級2組、名古屋競馬場2000メートル)。
勝ち負けレベルの馬ばかりで激戦ムード。転入後、2戦2勝の◎1 ダグフォース(セン5、川西毅厩舎)から狙いたい。手ごろな構成だったが転入戦のA級8組を好位から力の走りでしっかり仕留めれば、前走は笠松出張戦の3組をこれまた好位からソツのないレース運びで2連勝。ともにレースセンスを感じる内容で、北海道のA2級で勝ち負けしていた地力の証明でもあった。中央在籍時の主戦場が2000メートル前後。戦歴からも2000メートルへの距離延長は不安なし。また、同様に連勝中の主戦馬がいながら望月洵輝騎手が選択したのはこちら。中心視だ。
もちろん強敵は当地で無傷の3連勝の○7 ブルーウィン(牝5、坂口義幸厩舎)。鋭い決め脚がセールスポイントで前走勝利は半馬身差ながら着差以上に余裕あふれた好内容。中央時の2連対は芝の1800メートル戦。こちらも距離延長は望むところ。
バテない末脚が売りの▲4 ミストラルウインド(牡8、今津博之厩舎)も距離延長が上積み材料。2000メートル戦は4走前にほぼ同条件の昇竜戦でクビ差2着と勝ち負けした。しぶとい走りは馬券に欠かせない1頭。
当地1900メートル以上はスローで上がり勝負になりやすいが、パンチ力ある差し脚に定評があるのは△2 エルナーニ(牡5、安部幸夫厩舎)。追い込み一手で展開に左右されるが、速い流れになれば一発が期待できる。
(文/中部地方競馬記者クラブ)