兵庫
2025年02月05日
5連勝中エイシンテムジンが勝負強さを見せる「姫路カシの木特別」(姫路競馬)
5日(水)の姫路競馬メイン第11レースに「姫路カシの木特別」(B1、姫路競馬場1400メートル)が行われる。
◎7 エイシンテムジン(牡5、飯田良弘厩舎)はB1昇級の前走も押し切って5連勝を達成した。直線では外からバイラに猛追されてクビ差の辛勝だったが、手応えには余裕があり、勝負根性を最後まで見せた。昨年の姫路は2着1回で未勝利だが、当時は軽量馬に逃げ切られたもので姫路替わりは問題ない。前走ですでに倒している相手が多く、6連勝が濃厚だ。
○6 モカラエース(牡5、北野真弘厩舎)の前走はエイシンテムジンからコンマ2秒差の3着。ズブさが解消されずに勝ちきれない競馬が続いているが、末脚は堅実で、直線の長い姫路コースは合いそう。スムーズに外へ持ち出せるかどうかが鍵になる。
▲4 ミニョンルミエール(牝6、保利良平厩舎)は3走前の転入初戦のように逃げがベストだろうが、前走は好位3番手に構えても最後までしぶとく伸びた。極端に砂が深い内を通らされなければ粘り腰を見せる。
☆8 ビナハロン(セン6、西川進也厩舎)は2走続けて強敵と当たって善戦止まりだが、今回は他馬と走破時計を比較しても力の差がないメンバーで条件は好転した。中団でうまく折り合えばチャンスがある。
△5 アシャカデュメ(牡4、森澤友貴厩舎)はB1では現状クラスの壁があるようだが、今回は強力な先行馬が少なく、マイペースで運べそう。もうひと踏ん張り見せたい。
△9 フローラルドレス(牝8、石橋満厩舎)は前走同様に逃げを打てそう。姫路の1400メートルは若干長い印象があるが、展開利が見込める。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)