名古屋
2025年02月26日
クリノスピネルの末脚弾けるか「余寒特別」(名古屋競馬)
2月26日(水)の名古屋競馬メイン第11レースは「余寒特別」(A級6組、名古屋競馬場1700メートル)。
A級6組か7組の特別戦からの臨戦がほとんどのメンバー構成。ただ6組勢には見せ場がなかった馬が多く、7組勢を上位視するのがベターだろう。なかでも最先着3着の◎12 クリノスピネル(牝4、宇都英樹厩舎)に期待が集まりそうだ。転入後の連続連対が前走で止まったが、上位2頭は重賞戦線で活躍した実力派では致し方なし。しぶとく末脚を伸ばしての0秒4差は評価できる内容だった。3走前には粒ぞろいのメンバーだったB級2組の1700メートル戦を勝ち切っていることから、距離延長も有利に働く。流れに乗りやすい大外枠スタートもプラス要因だ。
前走は7着だった○8 スターインパクト(牡7、竹下太厩舎)は見直しが必要。短距離の1400メートル戦を意識した積極先行策で目標にもなった不利もあった。1700メートル戦への距離延長も問題ないタイプで反撃は十分。
A級への昇級戦ながら0秒6差で5着入着を果たした▲7 メイショウサキガケ(牡6、迫田清美厩舎)はクラス2走目で前進が狙えそうだ。
勝ち切れないタイプも距離、相手を問わない△4 ハクサンマックス(牡7、櫻井今朝利厩舎)も3連単候補に欠かせない。
(文/中部地方競馬記者クラブ)