名古屋
2025年03月31日
短距離で変身エイトワン4連勝へ「水泡眼特別」(名古屋競馬)
3月31日(月)の名古屋競馬メイン第10レースは「水泡眼特別」(A級1b組、名古屋競馬場920メートル)。
流れや展開がポイントになりやすい超短距離の920メートル。波乱も十分だが、上昇一途の上り馬◎2 エイトワン(牡5、竹下直人厩舎)がやはり中心。中央2勝クラスで頭打ち状態だった昨秋、当地へ移籍して8戦5勝、2着3回と再ブレイクした。特に短距離戦に矛先を向けた3走前のA級1組から3連勝中。セールスポイントのシャープな決め脚がさえ渡っている。920メートル戦も初挑戦だった2走前に手ごたえ十分に抜け出し、2馬身差完勝で飾ってみせた。しかもレースを組み立てにくい最内1枠スタートを克服したもので値打ち十分。今回も内の2枠スタートだが、上り詰める勢いでクリアといきたい。
距離実績ある○11 オウケンボス(牡4、竹下直人厩舎)と▲9 ブライトファントム(牡5、藤ケ崎一男厩舎)。が逆転をうかがう。なかでもオウケンボスは920メートル2戦2勝で、前走の勝ちタイム54秒7はメンバー最速。A級への昇級戦で相手は強化されるが、高評価が欠かせない。
穴は△5 アルティメットサガ(牡5、榎屋充厩舎)。1月にA級3組特別戦を勝利したあとは、相手強化で3、3、4着だが、差し脚の鋭さには定評があり、前崩れの展開になれば一発あってもいい。
(文/中部地方競馬記者クラブ)