岩手
2025年03月31日
勢い重視でロワマージュ「春分特別」(水沢競馬)
31日(月)の水沢競馬メイン第12レースは「春分特別」(A級二組、水沢競馬場1600メートル)。この一戦が2024年度の岩手競馬でファイナルレースとなります。
◎10 ロワマージュ(セン8、酒井仁厩舎)は昨年終盤から好走を続け、年をまたいで2連勝。前走もパーフェクトな内容で完勝でした。水沢コースは6勝、2着3回、3着2回で、すべての勝ち星を1600メートル戦でマークと、最も得意な条件であることは疑いなし。相手は骨っぽくなりますが、勢い重視。戦歴から春が活躍の時期ですから、もう一丁いきたいところです。
○5 ゲンパチプライド(牡6、村上実厩舎)は昨年3月、中央2勝クラスから岩手入り。重賞の白嶺賞と栗駒賞でゴールデンヒーラーの2着を確保しました。マイルチャンピオンシップ南部杯JpnI後に2カ月休養し、12月の復帰初戦で3着。今季初出走でも地力でアッサリまで十分。
▲3 エヴィダンシア(牡6、小林俊彦厩舎)は中央のダートと芝で各1勝から転入初戦。23年9月以降はすべて掲示板外ですが、2月中旬まで実戦を使われて臨戦態勢は整っているはず。ドゥラメンテ産駒が岩手で素質開花させるか楽しみです。
△9 タイセイメガロス(牡8、木村暁厩舎)はA級復帰戦だった前走、後方待機策から早めスパート。結果2着でしたが、わずかアタマ差。見せ場たっぷりでした。自慢のまくり脚が脅威の的です。
△2 クレーンロケット(牝5、佐藤雅彦厩舎)は堅実な差し脚が武器。前走も5番人気ながら3着で、マークは欠かせません。
△1 サンエイブレーヴ(セン6、菅原勲厩舎)は今季初戦では6着止まりでしたが、自分の競馬ができれば反撃必至。
(文/松尾康司)