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気配上昇レッドレクス連勝へ「天生三滝特別」（笠松競馬）

3月5日（水）の笠松競馬メイン第10レースは「天生三滝特別」（A級4組、笠松競馬場1400メートル）。

◎9 レッドレクス（牡4、後藤佑耶厩舎）に一番魅力を感じる。手探り面があった転入初戦の前走（A・B級混合）では、あおったスタートで不利な後方からのレースを余儀なくされたが、なんのその。向正面中ほどからスパートすると、3コーナー手前で早々に先頭に並び、勢いそのまま力任せの走りで3馬身差で完勝。中央では未勝利に終わったが、5戦すべて入着を果たした素質馬は、兵庫でも6戦して馬券を外したのはわずか1度だけと、能力の裏付けは十分。環境やコース慣れなど上積みが多い移籍2戦目で、中間の調教、追い切り気配もアップしている。連勝へ、期待は高まるばかりだ。

相手はスピード非凡な○5 シャローナ（牝6、田口輝彦厩舎）。昨秋復帰後のB級で5戦し2勝は、それまでA級でコンスタントな成績を残していたことを考えると物足りない。しかし持ち前の高く安定した先行力は健在で、4度馬券に貢献している。前々で運んで打倒レッドレクスをうかがう。

近走好ムードの▲4 サクラトップグッド（牡6、伊藤勝好厩舎）は軽視できない。追い込んで届かないことが多いものの3走前のA・B級混合戦では最後方から豪快に突き抜けると、前走のA級3組特別戦は結果6着もタイム差はわずか0秒2。差し馬向きの流れになれば出番が到来。一方、先行勢に有利なペースになれば名古屋から意欲の参戦△1 マルトクローレル（牝7、戸部尚実厩舎）の粘り込みに注意が必要だ。