岩手
2025年03月11日
JRA3勝タイセイアゲインが力上位「東日本大震災津波を語り継ぐ日」(水沢競馬)
11日(火)の水沢競馬メイン第11レースは「東日本大震災津波を語り継ぐ日」(B1級一組、水沢競馬場1600メートル)。
◎11 タイセイアゲイン(牡7、佐藤雅彦厩舎)は中央ダート3勝、全日本2歳優駿JpnI・4着。22年12月に南関東へ転入すると初戦の船橋A2・B1級混合戦を快勝し、ほかに2着3回の実績を残して今回が岩手移籍初戦です。昨年5月以降は着外続きなのが気になりますが、岩手B1級編入は恵まれました。近走は出遅れ続きですが、大外枠なら不利は少ないはず。南関東初戦以来、久々の勝利をモノにするチャンスです。
○4 サンエイコンドル(牡6、佐藤浩一厩舎)は昨年、A級、B1級で各1勝をマーク。精彩を欠く時期もありましたが、冬場になって反撃。終盤2戦を1、2着にまとめました。実績からも水沢1600メートルは得意な条件。コース経験を生かして逆転を狙います。
▲9 サンエントジアスタ(牝5、菅原勲厩舎)は岩手生え抜きで初勝利が3歳7月と奥手なタイプ。しかしキャリアを重ねながら地力アップ。B1級まで出世しました。昨年12月2日以来の実戦ですが、その後出走予定だった2戦とも取り止めでは仕方なし。順調にシーズンインしました。
△7 フェブサンカラ(牝6、三野宮通厩舎)は昨年7月、南関東B3から再転入。4勝をあげて着外は2度のみと堅実さを発揮しました。このメンバーなら流れが落ち着き、おあつらえ向きの展開になりそうです。
△6 エイシンガネーシャ(牡8、高橋純厩舎)は昨年5月に笠松から転入。勝ち味の遅さがネックでしたが、B1級で2勝をマーク。岩手の水に慣れました。
△8 メイショウメイスイ(牡7、菅原勲厩舎)は水沢コースが主戦場。
(文/松尾康司)