名古屋
2025年03月17日
強敵不在でリアルペガサス「チューリップ特別」(名古屋競馬)
3月17日(月)の名古屋競馬メイン第12レースは「チューリップ特別」(A級2組、名古屋競馬場1700メートル)。
伸び盛りのただ1頭の4歳フレッシュ◎3 リアルペガサス(牡4、原口次夫厩舎)を主力視したい。前走A級2組特別戦ではメイショウタイセツにまたもや敗れて2着に留まったが、宿敵はそのレースで転入後無傷の8連勝を飾った絶好調馬。しかも2番手から追いすがり、しぶとく2着をキープする好内容で評価できる。勝ち馬が抜けて、同条件同距離の優位さもある。しっかり勝ち切りたい。
ライバルは○9 メガゴールド(牡7、川西毅厩舎)。復帰戦こそ伸び悩んで5着だったが、ひと叩きした2走目から3連勝中。近2走は好位から早めに先頭に立ってそのまま押し切る強い勝ちっぷり。主戦の宮下瞳騎手はリアルペガサスに騎乗するが、当地A級2組で3戦して2連対と実績十分。互角の高い評価が必要だろう。
好調キープ▲10 タイクーンバゴ(牡8、竹下直人厩舎)も有力なV候補。気温低下とともに調子を上げ、A級での近5走が1〜3着各1回を含むすべて4着以内の安定感を誇る。前走中央1勝クラスとの条件交流戦での0秒5差4着も好調の証し。追い切りも動いて依然、好気配。高く安定した先行力は馬券戦術に欠かせない。
穴は△2 ダンネワード(牡5、角田輝也厩舎)。休養明けで約7カ月ぶりの実戦だが、昨年8月にはA級1組をハイペースの逃げで押し切った実績派。追い切り本数もこなして臨戦態勢も整ったムード。いきなり劇があっても驚けない。
(文/中部地方競馬記者クラブ)