兵庫
2025年03月18日
連闘スマートセラヴィーが巻き返しなるか「飲んで応援!ひょうごの酪農賞」(園田競馬)
18日(火)の園田競馬メイン第11レースに「飲んで応援!ひょうごの酪農賞」(A2、園田競馬場1230メートル)が行われる。
◎7 スマートセラヴィー(牡9、永島太郎厩舎)が意欲的に連闘する。前走は4カ月ぶりでも仕上がりの良さを見せていたが、勝負どころから反応せずに末脚不発のまま終わった。1度たたいたことでピリッとした面が出てくるだろうし、先週のレース後に行われた格付修正でA2に降級しており相手関係は楽になった。先週手綱を取る予定だった下原理騎手も復帰して復活を狙う。
○6 ディアタイザン(牡8、大山寿文厩舎)の前走は初めてのワンターンで3着に好走。砂の深い内を通ったことを考えれば上出来だった。1230メートルを使われるのは3歳以来になるが、出脚の速さは衰えておらず、対応できる。
▲8 エイシントルペード(牡4、坂本和也厩舎)は800メートルを50秒を切る好時計で前走を勝っており、調子の良さが光る。ただし今回はコーナーが4つある1230メートルに距離延長で、大外枠は不利になるように思われる。うまく内に潜り込めるかどうかが鍵になる。
☆5 プリンセスカレン(牝4、野田忍厩舎)は転入初戦でエイシントルペードに敗れて5着だったが、デビューから最も重い馬体重が響いたのか最後に息切れしてしまった。こちらもひとたたきされた効果は大きそう。ディアタイザンとの先行争いになりそうだが、内枠を主張してハナを切ることができれば変わり身がありそうだ。
△2 スカーレットジンク(牡7、田中一巧厩舎)は末脚の伸びが良くなってきた。本質的には1230メートルが合いそうで、今回は中1週で順調に使える点もプラスに出る。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)