レース展望・予想

金沢

2025年03月18日

金沢ファンセレクトCの上位再戦「買って応援!能登特別」(金沢競馬)

3日間連続で開催されている2025シーズンの金沢競馬開幕シリーズは、3月18日(火)に3日目が行われます。メインカードは最終第12レースで争われる「買って応援!能登特別」(A1級一組、金沢競馬場1500メートル)で、昨年最終戦の金沢ファンセレクトカップ2024で重賞4勝目を飾ったオヌシナニモノが今年も開幕週から始動します。

◎9 オヌシナニモノ(牡8、佐藤茂厩舎)は昨年末の金沢ファンセレクトカップ2024(1500メートル)で、逃げたハクサンパイオニアを4コーナー手前でかわして先頭に立ち、そのまま後続を引き離す横綱相撲で快勝しました。冬場は滋賀県の育成牧場へ放牧に出されて鍛え直され、降雪が少なくなった3月上旬に帰厩。翌週には4ハロン48秒台をマークする破格の追い切り時計を出しており、早くも臨戦態勢は整っています。これまで2年連続で開幕戦を勝って好発進を飾っており、底力の違いでねじ伏せたいところ。

○5 ハクサンパイオニア(牡5、加藤和義厩舎)は、オヌシナニモノを上回るダッシュ力を見せている快速馬で、昨年11月のA1級二組戦(1400メートル)で同馬を寄せ付けずに逃げ切っています。その後は先着できていませんが、昨年末の金沢ファンセレクトカップ2024では先手を奪って3コーナーまではハナを主張しており、かわされても直線で大きく崩れることなく3着に粘り込みました。昨秋から使い詰めだったため冬場は自厩舎で休養したことで、リフレッシュした状態でレースに臨めそうです。今回もペースを握ってリードすることができれば前残りが図れそうです。

南関東からの転入馬2頭も注目されます。

▲2 モダスオペランディ(牡9、金田一昌厩舎)は中央3勝(JRA条件交流戦を含む)から最初に移籍した高知では大高坂賞(1400メートル)、御厨人窟賞(1400メートル)、だるま夕日賞(1600メートル)と重賞3勝を挙げました。昨夏に移籍した大井ではオープンクラスばかり使われ近5走は着外でしたが、金沢に来れば再び輝きを取り戻せそうです。2月中旬まで使われていたとあって仕上がりには問題なく、1500メートル戦もこなせそうです。

△1 ゴールドハイアー(牡7、中川雅之厩舎)は中央5勝の元オープン馬で、ダートグレードへの出走経験もあります。昨夏に船橋へ移籍後は南関東の重賞で苦戦が続いていましたが、中距離戦が多い金沢なら復調のきっかけがつかめそうです。追い切り気配も悪くなく、オヌシナニモノとハクサンパイオニアが先手争いを繰り広げて速い流れになるなら、直線一気の浮上もありえます。

△8 ダイヤモンドライン(牝5、佐藤茂厩舎)もレース終盤の追い上げには定評があります。オヌシナニモノが早めに先頭へ抜け出して後続を大きく引き離す展開になるなら、2着だった金沢ファンセレクトカップ2024の再現もあるかもしれません。

おすすめの買い目

馬単
9→5
5→9(2点)

3連単(フォーメーション)
9・5→9・5→2・1・8(6点)

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(文/中部地方競馬記者クラブ)

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