笠松
2025年03月19日
渡邊竜也騎手リョーマがゆく「東風特別」(笠松競馬)
3月19日(水)の笠松競馬メイン第9レースは「東風特別」(3歳1組、笠松競馬場1600メートル)。
確かな本命馬不在で混戦模様だが◎4 リョーマ(牡、伊藤強一厩舎)に連軸の期待だ。前走ゴールドジュニアで7着に終わったように、重賞や準重賞など世代トップクラスとの対戦では掲示板確保がやっと。しかし今回と同じ3歳1組だった2走前はしぶとく粘って2着に好走するなど勝ち負けする。間隔が空いた臨戦も追い切りは本数をこなしており、仕上がり自体、問題はない。なにより【3・1・2・0】と抜群の相性を誇る渡邊竜也騎手とのタッグ復活がなんとも心強い。軸馬に一番ふさわしい。
逆転をうかがうのが○6 コスモグリッター(牡、笹野博司厩舎)。笠松で1勝に対し、2着3回、3着1回と勝ちみに遅いタイプだが、好位からソツのない走りができるレース巧者。1月にレベルの高いJRA条件交流戦で3着に食い込んだように能力も高い。中央在籍時には芝の1800〜2000メートルを使われており、初の1600メートル戦も歓迎といえそうだ。
▲2 タイセイフランク(牡、後藤佑耶厩舎)は決め脚があり転入後、5戦3勝。前走は直線粘りが甘く3着に留まったが、ひと叩き効果で前進は必至。相手なりに走って善戦を続ける△9 ハビビ(牡、田口輝彦厩舎)も連争いは十分。
(文/中部地方競馬記者クラブ)