名古屋
2025年03月28日
上積み十分セイヴァリアント「アクアマリンオープン」(名古屋競馬)
3月28日(金)の名古屋競馬メイン第11レースは「アクアマリンオープン」(A級1a組、名古屋競馬場1700メートル)。
確かな本命馬不在で混戦ムードも◎8 セイヴァリアント(牡9、安部幸夫厩舎)を狙い撃ちだ。3走前の睦月昇竜戦を直線一気の末脚で仕留めたが、その後2走は不発。しかし2走前は難敵相手のダートグレード参戦。前走は騎手がテン乗りの上、スローな流れで先行勢に有利なペースとなり、5着に追い上げるのが精一杯だった。当地1700メートル戦は平均ペースで流れるため末脚が生かせる得意の舞台。また今回コンビを組む渡邊竜也騎手とは、3走前の勝利を含め4勝、2着2回の好相性を誇る。これらが買い材料といえる。
実績上位はもちろん○7 ブリーザフレスカ(牝6、塚田隆男厩舎)。一昨年11月から未勝利でスランプに陥っている。ただ久々の特別参戦となった今年初戦では1馬身半差の2着と復活の兆しをのぞかせた。同条件なら勝ち負けに欠かせない。
堅実駆けに定評があるのが▲2 フレスコバルディ(セン6、沖田明子厩舎)。重賞初挑戦だった名古屋記念に、続く笠松・白銀争覇でも4着入着と着実に力を蓄えてきている。前走は4着だが0秒5差と大きくは負けていない。ここも馬券に必須の1頭だ。
穴は△6 レッドブロンクス(牡8、角田輝也厩舎)。復帰後2走とも8着と良化はスローだが、今回は難なく先行できそうな組み合わせ。マイペースの逃げに持ち込めれば変わり身があっていい。
(文/中部地方競馬記者クラブ)